老いと稚拙と

重なる時は重なるもので。

仕事相手の返答から老いを感じる70代の俯瞰力の低下。

そして稚拙な返答をしてくる40代。

理想を言っても仕方がないが、やる気が下がる仕事相手はつらい。

 

また、その対応のために時間を割かなければならないのももったいない。

一方で、この対応をすることで今後の対応力があがるとも言える。

 

我が身振り返る。気をつけたい。

 

 

80代からの発注の学び

HPを見て、80代の方からの問い合わせがあった。

興味もあり打合せへ伺う。

依頼者は、年齢の割にはしっかりとした話の内容から、頭を使い仕事をしてきた経緯が読み取れた。今まで、モノを教える分析する仕事をしてきたのに、モノを売る仕事へシフトしている。コロナ渦、業務変換もあり今後どのようにすべきかという状態だった。

 

依頼者の経験から、これから目指したい社会のビジョンはある。その方向性は、自然循環に関連するもので理想的である。しかし、そこへ関連して今ある商材を売り込んでいく時に、バックグラウンドとなる本人の経験が少ないように感じる。

 

理屈だけではモノは売れないと思う。モノを売る、信頼を得るとは?を考え続けてきたからこそ、客観的に判断できる自分がいたことを確認できた。

 

80代でも今なお、仕事をし続ける気力には学びがある。

しかし、ここで今までの経験からずれた取り組みは、やはり無理があると感じた。本人はやる気があっても、信頼をもって依頼や購入にはつながりにくいということ。

 

よく高齢でも仕事を続けている人がクローズアップされる。それは、今までの積み重ねが信頼を得て、安心度合も高まるという点がある。

 

以前高齢のピアニストのコンサートへ行った。確かに高齢なのでテンポは遅く、いつもとは異なる曲調。しかし、熟練の響、音色、今までの蓄積から発せられる音には、感動があった。

 

依頼者がどのような経緯で今があるのか詳細は分からない。それほどいい加減な人ではないようには感じる。しかし、ユーザー視点、モノを売るとはを考え続けてこなかった人が、新たに取り組むには難しいことを実感した。

 

今回の学び。

自分も80代くらいまでというか、ずっと仕事をしていたい。

そのためには、経験の蓄積で社会に役立つことを試行錯誤し続けることが最も大切である。という当たり前のことが確認できてよかった。

 

また、改めて今回やや分野異なる打ち合わせだったが、物事を整理しまとめる能力を実感できてよかった。

90歳まで働きたい

自分はいつまで働けるのだろうか?と考えた。

自分で仕事をしているので、退職という会社的な区切りは自分次第。

業界の先人を調べてみると、70代後半でも今なお現役で働いている。やや活舌悪くなり、老化を感じるが、続けている。

80代くらいになると、さすがに活舌悪く、老化も感じる。人数も少ない。

社会的な要請に対応できるのは最大で80歳くらいかな?という感じがする。

あとは、寿命の問題だろう。

 

 

偶然、「90歳まで働く」田原総一郎著を見つけて読んだ。

ご自身の仕事の歴史と老いとの付き合い方が書かれている。また、自分磨きにつながる4つの資産として、好奇心、教養、人脈、目標の考え方の紹介もある。

本のテーマは、「実現したい社会やなりたい自分のビジョンを持つことが大事」。それを実現するための仕事の心得などが読んで参考になり、もっと自分も精進せねばという気持ちになれる本でした。

 

読んでみて、最近のこれからに対するモヤモヤがスッキリしたのは、「いつまで働くのかは自分が決めること。」ということ。何歳になったら、退職したら仕事しないという考え方は過去の考え方ということ。

 

これからの時代は、より良く生きることは、働き続けること。働き続けるためには、社会的に求められるような能力を磨き続けること、健康を維持することを改めて確認することができてよかった。

 

自分も90歳まで働きたい。そのためにはどうするか?やることたくさんあって楽しみです。

 

 

50代へ向けた仕事考

50代へ向けて。

 

30代は早く自分で仕事ができて、任されるようになりたかった。

40代は、自分の仕事が育ってきてて、人脈もできてきて、試行錯誤をつづけた。

50代になる今。ふと、死が身近に感じられる出来事が増える年代と気づいた。

あと自分は何年生きられるのかは分からない。

残り数年だとしても、仕事はし続ける。

仕事と生活が日常だから。

そんな視点から改めて自分の仕事を考える。

 

こだわり過ぎる必要はないかなと、ふと感じた。

自分の小さなこだわりで、まわりへのストレスを感じるのがバカらしくなった。

あとどれくらい仕事ができるのか?を考えると、続けられる幸せ感じる方が大事。

役立つ仕事ができることへの感謝。

仕事して、お金をいただく。つかう、ためる。

 

どうせやるなら、やりたいことを迷惑かけない程度にやる方が良い。

よりよいものづくりを考える日々が向いているから、そこに日々費やすことが良いのだと思う。つくるこだわりを磨き続ける先人に惹かれる。

 

任される割合が高まるのであれば、基本を押さえた上で、好きなように追及するといいものができる気がしてきた。

 

 

出張を楽にする荷物の軽量化

久しぶりに、出張再開の日々。

久しぶりの出張で感じるのは「荷物が重く、疲れやすくなった」ということ。

出張筋力の低下か老化か?結果としては、荷物の軽量化が効果的だった。

 

2泊3日で小さいリュックに最低限の荷物。着替え1日分とし、ホテル洗濯。

結果は、軽いは正解。移動が楽、荷が軽いので体が楽。

 

軽量化を進化。すべてのものの重量再点検。

リュック、財布、袋など、あらゆるものを軽いもの探し購入。10g、100g単位で検証。少しづつでもモノの軽量化、持たないを進めると、想像以上に軽くなります。

 

今まで、なんとなく日常使いのものをカバンに入れていましたが、出張用に軽いものを選ぶことも大切です。あと、エコバックも便利。カバン軽量化小型化するので荷物が入らなくなるのですが、臨機応変にエコバックで対応可能。

 

荷物少なく、カバン小型化するもう一つのメリットがありました。準備が楽、荷物忘れの点検が楽、荷づくりが楽という点も地味に便利です。

 

更なる、軽量化、出張楽化を目指し検証中。ぜひ、お試しください。

お客さんとの接点づくり

たまたま、仕事関係者と立ち話。

職種異なるけど、当たり前に、お客さんとどう出会えるかというテーマは共通としてあることを実感。当たり前なんですけど。

 

だからこそ、当たり前のこととして、いろいろ試して、改善して、取り組むかどうかということでもあることを実感。

 

なんとなくひと段落していく時期に近付いている気がするので、これから、じっくりと、準備をして取り組んでいくことにします。

相談してみて感じる違い

通常仕事では、人の話を聞いて考え提案などをする場合が多い。

いざ、自分のことについて相談する機会は少ない。

 

たまたま、同じような要件を異なる専門家へ相談する機会があった。

資格を有する専門家の専門的な話。

あまり、接する機会が少ない分野のため、専門家も人による違いを実感。

その分野のことを興味持ち楽しそうに話を聞いてくれると話しやすく安心。

業界話や最近のネタなどもうかがえるとより安心。

 

相談しやすいかどうか。

次も相談したい人かどうか。

結局、地域でいる人は限られている。

どんな人だったら、気軽に相談したくなるのか?

改めて、わが身振り返る機会でした。